e.max ▶
東和技研のe.maxはココが違う!
e-maxは他社メーカーから類似品が出ていますが、色々試してみた結果、イボクラのe-maxが強度・色、ともに優れておりました。他技工所ではインゴットはイボクラのe-max、ですがプレスは他社メーカーのプレス機でプレスしているところもあります。
イボクラ社ではプレスする独自のプログラムがあります。イボクラ社のプレス機でないと本来の強度や色が出ません。またe-maxのインゴットは、メーカーから一度きりのプレスのみに使用となっております。
これを使い回す事は、禁止されています。何故かというと、e-maxのインゴットはニケイサンリチウムという結晶体とガラスでできており、これがインゴット内でバランスよくはいっています。一度プレスすると、このバランスが崩れます。
2度目のプレスで使用すると、一見普通のプレス体に見えますが、中の構造はニケイサンリチウムとガラス質のバランスがバラバラになっており、極端に強度が、弱いものになってしまいます。安いプレスセラミックも流通しているのですが、そういった製品はおそらくこのような「やってはいけないこと」が行われていると思われます。
東和技研技研では、e-maxインゴットの使用は「一回のみ」と決めております。そのため、確実に500MPあるプレス体を製作できていると自信をもって言えます。
当社はプレスする機械もイボクラ製を使っているので、正確なプログラムでプレス出来ているので、より強いe-maxが製作可能です
また出荷前に全てのe-maxは、イボクラ社のエッチアンドプライムを使用し、確実にエッチング処理をしてから納品しております。これにより接着エラーをさらに軽減できていると考えております。
また、医院内では試適などにより、e-maxの内面が汚れるケースもあります。そういった場合、プライマー処理は落ちてしまいますが、エッチングパターンは残っていると思います。医院内で、e-maxの内面をアルコール清掃いただき、その後、使用セメントのプライマーをお使いいただくことで、良好な接着が可能になります。この工程を実施することで、補綴の寿命を長くすることにつながります。
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